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医療福祉学部 リハビリテーション学科?作業療法学専攻
医療福祉学部 作業療法学専攻

学習の流れ

1年次

 前期は基礎科目および専門基礎科目が中心の授業です。専門科目を学ぶための土台として、幅広い知識と科学的思考力を養います。後期は専門基礎科目がさらに充実し、作業療法に関する専門分野の授業やさまざまな病気の基本的な特徴について学びます。

解剖学実習

解剖学実習
解剖学Ⅰで学習した骨、筋、神経などについて、骨スケッチや筋、腱の貼り付けを通して理解します。

基礎作業学実習

基礎作業学実習
治療手段として用いられる作業活動について、包括的分析を通して作業の特性や治療的意味を学びます。

2年次

専門基礎科目、専門科目が中心の授業です。病気のしくみや治し方、検査や治療、援助の方法を学びます。後期に3週間の実習が始まります。

作業療法評価学実習Ⅰ

作業療法評価学実習Ⅰ
運動、感覚系に関する基本的な検査法を学びます。

運動学実習

運動学実習
運動、動作の身体運動学的メカニズムについて、基本的な計測や分析によって理解します。

3年次

専門科目が中心の授業となります。 生まれつき体や心に障害がある対象者に対する治療方法、体の機能の低下を補うための福祉機器の使用や自助具の作成方法などを学びます。後期 10週間の実習が始まります。 

生活環境技術学

生活環境技術学
切断、末梢神経障害、骨関節障害の治療の促進のための補装具、福祉用具について学びます。

4年次

前期に10週間の実習や1週間の地域作業療法学実習が始まります。作業療法実践特論?作業療法研究特論(卒業研究)、作業療法学特別演習(国家試験対策授業)などを学びます。

作業療法実践特論?作業療法研究特論

作業療法実践特論?作業療法研究特論
作業療法研究の一連の過程を経験し、口頭発表を行います。

佐藤 花梨さん3年(福島県/福島県立福島南高等学校 出身)

在学生メッセージ
将来を見据えた実践的な学びが力に
 障がいを持っている妹が、作業療法士のもとでリハビリを行い、表情が良くなっていく姿をみて、心と身体の両方にアプローチできる、その仕事を志すようになりました。
 本専攻では将来を見据えた実践的な授業が多く、「発達支援教室」では臨床の現場を見学させてもらうことができ、座学の知識と合わせて、患者さんに心を開いてもらうための工夫の仕方などについて理解を深めることができました。
 特に本学に入学して良かったと感じているのは、先生の質が高いことです。臨床経験にもとづいた知識が豊富で、私たちの疑問にもすぐに的確なアドバイスをもらえます。
 作業療法士を目指すためのスタートラインは、みんな同じです。先生方も優しく親身になってサポートしてくれるので、ぜひ本学で目標に向かって一緒にがんばりましょう!

佐藤 詩乃さん4年(宮城県/宮城県名取高等学校 出身)

在学生メッセージ
患者さんの希望や喜びを
見出せる作業療法士を目指して

 高校生の頃、病院で作業療法士という職業を知り、漠然とした興味を持って何度か本学のオープンキャンパスに訪れました。その際の体験授業で、作業療法の中には折り紙やビーズなどを作ることもあると学び、元々モノづくりが好きだった私は、この仕事を目指そうと決めました また、先生方が入学前から顔と名前を覚えて気さくに声をかけてくれたのも入学の決め手でした。先生とは距離が近く、親身になって話を聞いてもらっています。
 将来は、患者さんに寄り添うことで、日々の中に希望や喜びを見出せる作業療法士になることが目標です。私もそうでしたが「自分に医療の仕事なんて無理」と思っている人でも、優しい先生や同じ目標を持つ仲間がいるので安心してください。諦めずに挑戦すると、きっと想像以上に楽しい大学生活が待っていますよ!

カリキュラム

下記画像をクリックするとカリキュラム表(PDF)が開きます。